G様邸新築+リビング防音室
ピアノ・ベース・ギター・サックス・ドラムなど、様々な楽器を楽しまれるお客様の、
いつでも気兼ねなく楽器が弾けて、たまに友達を呼んで自宅でセッションしたい。
というご要望に新築建替え工事から施工させて頂きました。
少しでも防音室を広くしたいという事で、敷地形状に合わせて外壁も少し斜めに
しているのが見えるでしょうか。
現地は風致地区にあたる為、軒の出もかなり深くなり、外壁も落ち着いた色調ですが、
それでも何度も役場に交渉して、お客様のイメージに合う外壁にすることが出来ました。
内部仕上げの方法は、細部に至るまでこだわりが詰まっています。
それぞれ動画で説明していますので、よろしければご覧ください。
防音室にとって開口部は音漏れの原因になりますので、窓は無くしてしまいたい所ですが、こちらのお宅はLDKを兼ねていますので、大きい掃き出し窓を2つ設置し、約40㎝の中空層を確保してソノグラス(防音ガラス)を使用した室内用防音サッシ「PLAST」を設置する事で音漏れを軽減しています。中空層にカーテン(なるべく分厚い物)を設置すれば、窓の遮音性能を少し上げられますし、もう一台内窓を設置すれば更に性能を上げる事が可能です。
https://youtu.be/zMYkiCKm2JE(防音サッシ)
天井面は、音響調整するには格好の施工場所になります。今回は大建工業のオトテンを使い、中高音吸収の役割を担ってもらっています。間の四角くフラットに空いている部分にはシーリングライト設置予定しています。写真では見にくいですが壁際にはスポットライト用のライティングレールを這わしています。
https://youtu.be/rl40OCOg6Jgコンセント https://youtu.be/gkyIaaSFDEI (ドア)